第37回サタデーセミナーのご案内(3/6)
関西支部

昭和54年(1979年)に発足しました“サタデーセミナー”は、毎回皆様方の熱心なご参加をいただき、今年度で第37回を数えることになりました。 今回はゴム練りと成形加工技術、最近のゴム・エラストマーナノコンポジット、ゴムの架橋と構造・物性、再生医療に関わる材料工学、粒子系高分子複合材料の界面コントロール、シリカ配合とカーボンブラック配合ゴムの比較に関して各分野の最前線でご活躍の講師の方々からご講演していただきます。これらの話題をじっくりと伺える良い機会と存じます。
また、講演終了後には講師を囲んでの懇談会を設けています。一層の情報交換と交流を深めていただきますよう期待しております。下記ご参照のうえ、奮って参加申し込みくださいますようご案内いたします。

詳細一覧
2015/10/032015/12/052016/02/062016/04/022016/06/042016/08/06
日 時

平成27年10月,12月 平成28年2月,4月,6月,8月 各第1土曜日 計6回
午後1時〜5時(講演) 5時〜6時(質疑及び懇談)

場 所

電子会館 4階会議室
大阪市北区西天満6−8−7(地図で別途ご案内)

参加費

75,600円(年間資料費;消費税を含む)
1社で毎回2名まで参加できます

2016/02/06
「ゴムの架橋と構造・物性 ―各種解析手法の応用―」
講師 株式会社豊田中央研究所 有機材料研究室
主席研究員 工博 福森 健三 氏
講述要旨

ゴムの構造と変形・破壊・劣化との関係の基本的理解を深めるため、ゴムの物性に重要な役割をもつ「架橋」に注目した。ここでは、架橋と補強性充填材との比較において、破壊現象に対する確率論的考察、NMR緩和法による分子運動性評価、放射光を利用した架橋過程のその場観察等の各種解析手法を用いた多面的な研究アプローチについて解説する。また逆過程に相当する架橋の選択的切断により未架橋の原料ゴムに近い状態に戻すリサイクル技術についても概説する。

問合先

一般社団法人 日本ゴム協会 関西支部 事務局
〒577-0011 東大阪市荒本北1−5−55
TEL: 06-6744-2150,FAX:06-6744-2052
E - mail:srijwest@oak.ocn.ne.jp

申し込み用紙[PDF]