トピックテーマ

トピックテーマ:「分析最前線」

環境・安全・資源のニーズが高まる中、ゴム・エラストマー材料の更なる高性能化、高機能化、高耐久化や環境対応に向けた開発が期待されている。ゴム・エラストマーの性能・品質向上を目指すには、その構造を精密に解析し、現象発現のメカニズムを解明することが重要です。今日の分析技術は製品から環境までの様々な分野で信頼性を担保し、産業や社会のあらゆる分野を支えているといっても過言ではありません。そのためには分析技術の進歩が必須となります。今回の年次大会では、分析技術の最前線に関する研究発表をトピックテーマの一つとして取り上げ、活発に議論することとしました。ついては、同テーマへの発表申込みについてご検討をお願いします。

依頼講演

  • イオンモビリティースペクトロメトリー質量分析計を用いる合成高分子の解析
    名古屋工業大学大学院 北川慎也
  • さまざまな光を使った機能性高分子材料の解析
    自然科学研究機構 倉橋直也

トピックテーマ:「サステナブル」

近年、あらゆる業界で2025年のカーボンニュートラル達成に向けた研究がこれまでにないスピードで行われております。ゴム・エラストマー業界では、持続可能な社会を目指してバイオマス資源の活用・リサイクル技術の開拓・再資源化・再利用など多岐にわたる手法が検討され、着実に技術の進歩が見られます。特にゴム業界はリサイクルが容易ではないため、廃棄物を削減して環境負荷の低減につながるサステナブルな製品開発と循環型経済が求められています。サステナブルをキーワードとした様々な研究発表を募集しますので、同テーマへの発表申込みについてご検討をお願いします。

依頼講演

  • 結合交換コンセプトが拓く架橋樹脂のアップデート
    名古屋工業大学大学院 林 幹大
  • ゴムリサイクル技術の現状と将来動向
    愛知工業大学 福森健三