第301回ゴム技術シンポジウム
配合技術研究分科会

配合設計の最前線

主 催: 一般社団法人日本ゴム協会研究部会 配合技術研究分科会
協 賛:
(予定)
日本化学会、高分子学会、自動車技術会、石油学会、繊維学会、日本材料学会、日本接着学会、日本機械学会、日本合成樹脂技術協会、日本レオロジー学会、日本複合材料学会、 プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会、日本トライボロジー学会(順不同)

今回のシンポジウムでは「配合設計」をキーワードとして5 件の講演をお届けします。配合薬品が多種 類に及ぶことからゴム配合は多様性に富むため、配合設計はトライ&エラーを繰り返しながら蓄積してきたと言えます。今回のシンポジウムではゴムの配合設計の実践を紹介していただくとともに、理論・概念からのアプローチをしていただくことを目的とし、経験と知識豊かな講師陣をお招きして企画しました。ハイブリッド開催につき、多数のご参加をお待ちしております。

日 時

2025年3月19日(水) 9:55〜17:00

場 所

東部ビル5F(定員30 名)とZoom ウェビナーによるハイブリッド開催
※状況によりオンラインのみとなる可能性がございます。

受講料

日本ゴム協会会員・協賛団体会員24,200 円、日本ゴム協会学生会員 無料
※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属の会社が法人として会員(賛助会 員)の場合は1 口2 名様まで会員扱いの受講料で受付けます。
シニア制度対象会員 12,100 円(60 歳以上の正会員)、会員外33,000 円
※受講料に消費税を含みます。

定 員

会場(東部ビル):35 名 
※定員に達し次第、オンライン参加をご案内させていただく可能性がございます。

申込要領

申込はこちら

テキスト

電子媒体にて配付いたします(開催前に閲覧用PW をお知らせいたします)。テキスト配付 に相当いたします閲覧用PW 通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめ ご了承ください。

送金方法

銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通7100847 一般社団法人日本ゴム協会)。
振込み手数料は受講者側でご負担ください。一度ご入金された受講料は返金いたしかねますの であらかじめご了承ください。

問 合 先

一般社団法人 日本ゴム協会 第301回ゴム技術シンポジウム係
(〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL 03(3401)2957 |FAX 03-3401-4143
E-mail: kenkyuubukai@srij.or.jp )

時 間 演 題講 師
9:55
-
10:00
開会のあいさつ
配合技術研究分科会主査 立畠 達夫
10:00
-
11:00
【座長】三新化学工業 立畠 達夫
「振動・騒音対策材料の材料設計、選定における考え方」
東京科学大学 赤坂 修一 氏
本講演では、振動・騒音対策(制振、防振、吸音、遮音)材料の基本から材料設計、材料選定の考え方について説明する。
11:10
-
12:10
【座長】住友ゴム工業 松本 典大
「タイヤの配合設計について」
毛利 浩 氏
タイヤはトレッド、ベルト、プライ、サイドなどの部材で構成されており、各部材が違った力学挙動を示す。この挙動の違いを正しく理解することが配合設計の鍵となる。事例を通して具体例を紹介する。
13:00
-
14:00
【座長】(一財)化学物質評価研究機構 八木原 創
「DX によるゴム・樹脂の配合設計技術のイノベーション(1)」
(株)ケンシュー 倉地 育夫 氏
14:10
-
15:10
「DX によるゴム・樹脂の配合設計技術のイノベーション(2)」
(株)ケンシュー 倉地 育夫 氏
マイコンの登場により、コンピューターが事務用品のように手軽な道具となった。コンピューターサ イエンスの発展(DX)で、データ駆動による研究が常識化し、オブジェクト指向による現象把握や 機能活用も、さらにはアジャイル開発も日常化してきた。気がつけば、50 年前は非科学的と排除し てきた手法によるノーベル賞受賞者も現れた。ゴム・樹脂の配合設計技術が50 年前のままで良いの か?仮説を用いない新材料創出のための新しい手法とは?高純度SiC の開発からカオス混合による リサイクル材料の開発までの成功体験を基に講演したい。
15:20
-
16:20
【座長】(株)明治ゴム化成 榊原 正明
「カーボンブラック分散性におけるマクロ分散からナノ分散の評価」
(一財)化学物質評価研究機構 隠塚 裕之 氏
ゴム製品における、フィラーの分散は製品性能を左右する重要なパラメーターである。 光学式のCB 分散計はマクロ分散は計測可能であるが、ミクロ分散は観察できない。 このミクロ〜ナノの分散を、放射光を用いて計測した事例を示す。
16:25
-
16:55
講師との質疑応答
16:55
-
17:00

閉会のあいさつ

配合技術研究分科会副主査 榊原 正明

※プログラムは一部変更になる場合がございます。

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