第292回ゴム技術シンポジウム
衛生問題研究分科会

「ゴム製品の安全とポジティブリスト」

主 催: 一般社団法人日本ゴム協会研究部会 衛生問題研究分科会
協 賛:
(予定)
日本ゴム工業会、日本化学会、ポリオレフィン等衛生協議会
塩化ビニリデン衛生協議会繊維学会、マテリアルライフ学会
日本レオロジー学会日本グローブ工業会、日本調理用手袋協会(順不同)

ゴム製品は、人の身体に触れるだけではなく食品に触れる機会が多い。すなわち、人は、直接ゴム製品と肌で触れるだけではなく、食品に付着したゴム製品の添加物と体内で触れる機会がある。それ故、ゴムに関する衛生問題を理解し、解決しながら、安心してゴム製品を使用できる環境づくりが企業には求められている。本シンポジウムでは、ゴム製品の安全とポジティブリストに関する最新の技術・研究成果を紹介し、これらに関する衛生問題について議論する。

日時

2024年2月27日(火)9:50 〜 16:20

会場

東部ビル1Fとオンライン(Zoom)併用によるハイブリッド開催
※状況により、オンライン(Zoom)のみとなる可能性がございます。

受講料

日本ゴム協会会員・協賛団体会員24,200円 
日本ゴム協会学生会員5,500円

シニア会員12,100円(60歳以上の正会員) 
会員外33,000円 受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属が法人としてゴム協会員(賛助会員)の場合は1口2名様まで会員扱いの受講料で受付けます。

※受講料には消費税を含みます。

定員

対面20名(先着)、オンライン100名(定員に達し次第締め切ります)

申込方法

弊会ホームページ https://www.srij.or.jp/ よりお申し込みください。
※受講票の発行はいたしませんが、折り返し受講受付の連絡をいたします。
2024年2月20日(火)以降に当日のご参加用URLをお送りいたします。

テキスト

電子媒体にて配付いたします。(開催前に閲覧用PWをお知らせいたします。)テキスト配付に相当いた します閲覧用PW通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 閲覧用PW通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、ご了承ください。

送金方法

開催日前日までに銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通7100847 一般社団法人日本ゴム協会)にてお支払いください。誠に恐れ入りますが、振込み手数料は受講者側でご負担ください。一度ご入金された受講料は返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

問合先

一般社団法人 日本ゴム協会
第292回ゴム技術シンポジウム係
(〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL:03-3401-2957 E-mail:kenkyuubukai@srij.or.jp)

時 間 演 題講 師
9:50
-
10:00
開会のあいさつ
衛生問題研究分科会主査 河原 成元
10:00
-
11:00
【座長】(一財)化学物質評価研究機構 川勝 健伸
「ゴム状態NMR法を用いた加硫天然ゴムおよび 加硫脱タンパク質化天然ゴムの構造解析」
長岡技術科学大学 山野 将輝 氏
タンパク質フリー天然ゴムは、加硫に重要な役割を果たすタンパク質が完全に除去されているため その加硫はタンパク質を含む天然ゴムの加硫と異なる。本研究では、加硫天然ゴムと加硫脱タンパ ク質化天然ゴムの構造を解析し、加硫機構におけるタンパク質の効果を検討した。
11:00
-
12:00
「シリコーンの最近の話題から(改正食品衛生法関連、シリコーンとサステナビリティ等)」
シリコーン工業会 廻谷 典行 氏
シリコーンに関する最近の話題として、特に昨年より検討が開始された食品接触用ゴム材料のポジティブリストについて、シリコーン工業会の状況を中心に説明したい。加えて、SDGsに貢献するシリコーン材料についても、紹介したい。
13:30
-
14:20
【座長】東京工業高等専門学校 山本 祥正
「食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度について」
食品接触材料安全センター  梶原 健世 氏
食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度の概要、改正告示の考え方、サプライチェーンの情報伝達の仕組みなどについて解説するとともに、これらに関する食品接触材料安全センターの活動についてご紹介する。
14:30
-
15:30
「三井化学の新規合成ゴム」
三井化学梶@菅原 慎介 氏
EPDMは耐侯性や耐熱老化性に優れ、自動車部品や建材部品など幅広い用途に使用されている。 三井化学では、独自のメタロセン触媒技術により新規エチレン系エラストマーを開発しており、 当日はそれらの特長や用途などについて紹介する。
15:40
-
16:10
【座長】ヘンケルジャパン梶@林 茂毅
「Extractables & Leachables(抽出物・浸出物)試験における 化学的キャラクタリゼーションの概要」
(一財)化学物質評価研究機構 三輪 怜史 氏
医療機器や医薬品容器に使用される製品の抽出物・浸出物(E&L)試験に関して、試験の目的や各 種ガイドラインに応じた内容の概略、化学的キャラクタリゼーションの進め方を説明する。
16:10
-
16:20

閉会のあいさつ

衛生問題研究分科会副主査 山本 祥正

※プログラムは一部変更になる場合がございます。

こちらからお申し込みください。