ゴムの科学・技術を、初めて学ぶ人へ、もう一度学びたい人へ、の基礎講座
「先端計測技術と理論でゴムの変形・破壊を斬る!」
主 催: | 一般社団法人日本ゴム協会研究部会 “エラストマーの補強研究分科会” |
協 賛: (予定) |
日本化学会、高分子学会、自動車技術会、日本塑性加工学会、石油学会、 繊維学会、日本金型工業会、日本機械学会、日本合成樹脂技術協会、 日本材料学会、日本接着学会、日本複合材料学会、プラスチック成形加工学会、 マテリアルライフ学会、日本レオロジー学会、日本トライボロジー学会(順不同) |
日時 | 2024年3月18日(月) 10:00〜16:30 |
場所 | 対面(東部ビル5F)とオンライン(ZOOMウェビナー)によるハイブリッド開催
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受講料 | 日本ゴム協会会員・協賛団体会員24,200円 |
定員 | 対面30名(先着)、オンライン100名(定員に達し次第締め切ります) |
申込方法 |
弊会ホームページ https://www.srij.or.jp/ よりお申し込みください。 |
テキスト | 電子媒体にて配付いたします(開催前に閲覧用PWをお知らせいたします)。 |
送金方法 | 銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通7100847 一般社団法人日本ゴム協会) |
問合先 | 一般社団法人 日本ゴム協会 |
時 間 | 演 題講 師 |
10:00 - 10:05 |
開会のあいさつ
エラストマーの補強研究分科会主査 中嶋 健
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10:10 - 11:10 |
【座長】東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 教授 中嶋 健
「電子顕微鏡で観る複合ゴムの変形・破壊」
東北大学 多元物質科学研究所 教授 陣内 浩司 氏
本講演では、電子顕微鏡をツールとして複合ゴムの変形や破壊の様子を
”その場”観察し、複合ゴムの物性発現のメカニズムの解明を目指した研究例を紹介する。
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11:15 - 12:15 |
「非晶性高分子の破壊と密度揺らぎに関する研究」
山形大学 大学院 有機材料システム研究科
有機材料システム専攻 准教授 西辻 祥太郎 氏 非晶性高分子であるポリカーボネートはガラス転移温度以下で熱処理をすると
衝撃強度が劇的に低下する。本講演では、この熱老化を明らかにするために行った
破壊力学を用いた解析と、小角X線散乱による密度揺らぎの解析の結果について紹介する。
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13:15 - 14:15 |
【座長】信州大学 先鋭領域融合研究群 先鋭材料研究所 特任教授 野口 徹 「ゴムの不均一なひずみ場の精密解析からわかること〜き裂特性とひずみ誘起結晶化挙動を事例として〜」 京都大学 工学研究科 材料化学専攻 教授 浦山 健治 氏
デジタル画像相関法(DIC)は不均一なひずみ分布の定量には有効な手法である。
DICを高速度カメラや高速赤外線カメラによる観察と組み合わせ,ゴムで高速で
伝播するき裂の周辺のひずみや,不均一な変形で誘起される結晶化挙動の分布を
解析した研究例を紹介する。
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14:20 - 15:20 |
「ゴムの疲労寿命予測ソフトウェアとその他の話題提供」
蟹DAJ 石川 覚志 氏
金属とは異なる組成を持つゴム材料に対する疲労寿命予測式に基づく
汎用ソフトウェアの紹介を行うとともにその他の話題について講演する。
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15:25 - 16:25 |
【座長】上智大学 機能創造理工学科 専任講師 佐藤 美洋 「ゴム複合体の破壊挙動の本質と高耐久設計」
潟uリヂストン 角田 克彦 氏
ゴム複合体の破壊挙動について破壊力学の視点からレビューするとともに、
高耐久設計に対する基本的な考え方を紹介する。
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16:25 - 16:30 |
閉会のあいさつ エラストマーの補強研究分科会 佐藤 美洋
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※プログラムは一部変更になる場合がございます。