関西支部9月例会講演会のご案内
関西支部

共催:神戸ゴム科学研究会

9月例会講演会を9月14日(木)に、兵庫県立工業技術センターで対面とWebexのハイブリッドで開催いたします。沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

日 時

2023年9月14日(木) 13:25〜16:45

会 場

兵庫県立工業技術センター
研究本館 2階セミナー室3
神戸市須磨区行平町 3-1-12(JR鷹取駅下車、線路沿い西約400m)

講 演
1.「植物由来原料に基づくゴム関連材料の技術課題と研究開発状況」
(13:30〜15:00)
講師 テクノリエゾン事務所
代表 今井昭夫 氏
【要旨】近年、海洋プラスチックゴミ問題や地球温暖化問題への対応が求められ、ゴム・エラストマー材料の分野でも植物由来原料への転換に注目が集まっている。技術的アプローチとして、@従来ポリマーの構成モノマーを植物由来化合物から合成する方法、A従来のポリマーの物性と同等以上の物性・機能性を示す植物由来ポリマーを分子設計する方法、B植物から抽出した高分子化合物を変性して、ゴムポリマー原料とする方法、C植物成分と他の高分子材料との複合化組成物を使用する方法などに分類することができる。本講演では、材料開発事例について概観・調査した内容を紹介する。
2.「加硫ゴム分解キノコの発見とそれを使ったゴム再資源化の試み」
(15:10〜16:40)
講師 公立鳥取環境大学 環境学部
准教授    佐藤 伸 氏
【要旨】演者は自然界の難分解性天然植物材料である木材を分解する、キノコの特別な能力に注目し、その応用先としてさまざまな高分子材料に対する分解性を検証してきた。その中で、鳥取県内で採取した木材腐朽菌であるキノコ2種が、ユニークな組成変化を伴いながら加硫ゴムの分解を引き起こすことを見出した。本講演では、キノコが加硫ゴムに対して引き起こす変化と、そのキノコの持つ性質を活かしたゴムの再資源化の試みを紹介する。
交流会講演終了後、兵庫県立工業技術センター内で講師の先生方を交えた立食形式の交流会を開催致します。交流会は有料(2,000 円/人)ですので、当日受付にてお支払下さい。(状況により内容を変更する可能性がございます。ご了承お願い申し上げます)
参加費

会員(共催団体含む)無料
非会員 3,000 円(税込)

参加費は銀行振込で納入して下さい(振込手数料は受講者側でご負担ください)。
(三井住友銀行 鶴橋支店(普)0987208(一社)日本ゴム協会関西支部)
<交流会にご参加頂く方は、交流会費2,000円/人を当日会場で直接お支払いください>
申込方法

件名を「9月例会講演会申込」とし、Excel申込用紙をご利用いただくか直接(1)お名前、(2)聴講方法(会場かWebinarか)(3)交流会参加の有無 (4)ご所属、(5) E-mailアドレス/電話番号 (6)(非会員の場合のみ、請求書の送付先住所)をご明記の上、必ずE-mailで日本ゴム協会関西支部( srijwest@oak.ocn.ne.jp)までお申し込みください
申込用紙をダウンロード

申込締切

2023年9月8日(金)