主催: | 一般社団法人 日本ゴム協会 東海支部 |
協賛: | 日本化学会、高分子学会 |
『ゴム・エラストマー材料とSDGs』
自動車などの乗り物のタイヤをはじめとして、日用品、建築、医療、また化粧品用途にいたるまで、私たちの日常生活を支えるゴム・エラストマー材料にとって、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」への対応は益々重要さを増しています。
本セミナーでは、「ゴム・エラストマー材料とSDGs」をテーマに、SDGsと関連する研究テーマに携わられている講師の方々をお迎えし、最新の成果についてご紹介いただきます。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年度の本セミナーはZoomを用いたオンライン開催といたします。
日 時 | 2022年 1月13日(木) 午後1時00分〜午後5時35分 |
会 場 | WEB講演会としてオンライン開催(Zoomを利用) |
定 員 | 70名(定員になり次第締切ります) |
受講料 | 会員・賛助会員6,000円(オンライン開催のため、本年度のみの特別受講料) |
申込方法 | 受講ご希望の方は、下記の方法でお申込みください。 ※オンライン開催に際して、聴講誓約書のご提出をお願いいたします。 |
送金方法 | 銀行振込(三菱UFJ銀行 今池支店(普)No.1135102(一社)日本ゴム協会 東海支部宛)で開催日までにご送金願います。 |
お問い合わせ先 | 一般社団法人日本ゴム協会東海支部 |
時 間 | 題 目
講 師
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13:00 |
開会のあいさつ
日本ゴム協会 東海支部 支部長
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13:05 |
「ビトリマーコンセプトが拓く新材料・新技術―SDGsへの貢献可能性―」
結合交換性動的共有結合を組み入れた架橋樹脂(ビトリマー)の基礎物性的特徴から、 結合交換コンセプトが生み出す新材料・新技術まで、SDGsと絡めながら紹介する。
名古屋工業大学大学院 生命・応用化学専攻助教 林 幹大
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13:55 |
「材料技術者から視たSDGsでの現状の状況について」
世界中で持続可能な開発を実現するために、色々な取り組みがなされている。
今回、材料技術者の視点で、現状の問題とそれに対する課題を抽出し、その対応状況を紹介する。 TSURU 総合技術・安全 コンサルタント事務所 所長 鶴田 忠志氏
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14:55 |
「ラジカル反応の観点から見た高分子材料の劣化」
高分子材料が示す劣化の反応機構について、電子スピン共鳴測定法による反応中間体ラジカル種の解析結果例を中心に概論するとともに、スピントラップ法を用いた最新の研究成果なども紹介する。
京都工芸繊維大学 材料化学系教授 坂井 亙氏
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15:45 |
「実使用を想定したSBRの耐候性評価と劣化メカニズムの解明」
SBRに対して実使用環境を想定した促進耐候性試験を行うことで、天候劣化に対する複数因子の相乗効果を考察し、その劣化メカニズムについて研究した成果を紹介する。
一般財団法人化学物質評価研究機構 東京事業所 高分子技術部狩野 真貴子氏
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16:45 |
「天然ゴム化学の創成」
植物由来の天然ゴムを原料とする化学(天然ゴム化学)の創成に関して、天然ゴムの構造、精製、乾燥、改質、複合化、ナノ構造制御および生分解を研究することにより得られた成果を紹介する。
長岡技術科学大学 物質材料工学専攻教授 河原 成元氏
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17:30 |
閉会のあいさつ 日本ゴム協会 東海支部 副支部長
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