第274回ゴム技術シンポジウム
金型研究分科会

「金型加硫成形の最近の動向と金型製造企業の技術動向」

金型加硫成形技術の第一人者である研究分科会委員により最近の技術の動向について、ゴム金型における金型材料と表面処理とゴム金型加硫トラブル対策の要因別解析の講演していただきます。また、ゴム技術者がゴム金型の設計・作製を知り、設計するには、ゴム金型を設計・作製している金型製造技術を学ぶことが必要であり、今回ゴム金型製造企業の経営者、金型技術者に金型設計・作製に関する講演をしていただきます。さらに、今回からシミュレーション技術の対応として、連続で基礎講座を始めます。なお、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン形式で行開催いたします。何かとお忙しいこととは存じますが、ご参加いただけますようお願い申しあげます。

主 催: 一般社団法人日本ゴム協会研究部会 金型研究分科会
協 賛:
(予定)  
日本金型工業会、日本合成樹脂技術協会、日本接着学会、日本塑性加工学会、プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会(順不同)
日時

2021年12月8日(水)9:45〜17:00

開催形式

ZOOMウェビナーによるオンライン開催

受講料
日本ゴム協会会員・協賛団体会員24,200円
日本ゴム協会学生会員5,500円
シニア制度対象会員12,100円(60歳以上の正会員)
会員外33,000円
※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属が法人としてゴム協会員(賛助会員)の場合は1口2名まで会員扱いの受講料で受付けます。
※受講料に消費税を含みます。
定員

100名(定員に達し次第締め切ります)

申込要領

こちらからお申し込みください。

※受講票の発行はいたしませんが、折り返し受講受付の連絡をいたします。
12月1日(水)以降に当日のご参加用URLを事務局よりお知らせいたします。

テキスト

弊会ホームページを通じて電子版を配付いたします(開催前に閲覧用PWをお知らせいたします)。テキスト配付に相当いたします閲覧用PW通知後のキャンセルはお受け致しかねますので、あらかじめご了承ください。

送金方法

開催前日までに銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通No.7100847 一般社団法人日本ゴム協会)にてお支払いください(振込み手数料は受講者側でご負担ください)。なお、一度ご入金された受講料は返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

お問合せ

一般社団法人日本ゴム協会 ゴム技術シンポジウム係
(〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL:03-3401-2957 / E-mail:kenkyuubukai@srij.or.jp)

時 間   演 題講 師  
9:45
-
9:55
開会のあいさつ
金型研究分科会主査  山口幸一
  【司会】ヘイシンテクノベルク梶@澤田 一彦
9:55
-
11:05
「ゴム金型における金型材料と表面処理」
元・豊田合成梶@上嶋 桂二 氏
金型に用いる材料と表面処理の選定は金型設計における主要件であり、広範な視点からの検討を要する。ゴム金型の構成材料・表面層の機能・特性と、金型各部への適用例などを紹介する。
11:05
-
12:15
「ゴム金型加硫トラブル対策の要因別解析
−材料、配合、加工条件、金型、その他設備から見た−」
西沢技術研究所 西澤 仁 氏
ゴムの金型成形加硫におけるトラブルについて、各種要因別に発生原因と対策を考察する。
12:50
-
14:10
「ゴム金型製作の現状と課題」
丸一工業梶@佐藤 昌宏 氏
ゴム金型設計・制作現場における種々の技術情報を紹介するとともに、金型メーカーからの要望なども伝える。
14:10
-
15:30
「ゴム金型製作の特徴及び磨きレス加工の現状」
丸五テック梶@林内 浩彦 氏
古くから、金型製造に関しては「職人」と呼ばれる人による技能の伝承によって支えられて成長してきた。しかし、近年の人出不足や経験の伝承が難しくなる中、「磨き」と言う技能を技術に変える事が出来ないか、検証しながら挑戦してきた現状を報告する。
15:30
-
16:50
<連続基礎講座>「ゴムのシミュレーション基礎と間違いやすい材料測定からJISの課題」
寺子屋 萩本 光広 氏
ゴムの解析は基本の防振ゴムのばね予測などでも難しいとされているが、製品の成り立ちから考えれば難しいものではない。また、解析には物性が必要であるが、JISは解析用の測法ではないため、課題と解決法を示す。
16:50
-
17:00

閉会のあいさつ

金型研究分科会主査   山口 幸一

※プログラムは一部変更になる場合がございます。

こちらからお申し込みください。