2020年度アドバンストセミナー(オンライン開催)
東海支部
主催: 一般社団法人 日本ゴム協会 東海支部
協賛: 高分子学会 東海支部
日本分析化学会 中部支部
一般社団法人 日本接着学会 中部支部

『多様なゴム・エラストマー材料の研究開発』

ゴム・エラストマー材料は、自動車用途での利用を中心として多様な環境・場面において使用されており、それぞれの環境・場面によって要求される性能も異なるため、ゆえに多様なゴム・エラストマー材料が開発され、日々研究がなされています。
本セミナーでは、「多様なゴム・エラストマー材料の研究開発」をテーマに、各種ゴム・エラストマー材料の研究開発に携わられている講師の方々をお迎えし、各種ゴム・エラストマーの材料開発の一端や材料の特徴・性能についてご紹介いただきます。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年度の本セミナーはZoomを用いたオンライン開催といたします。

日 時

2021年 1月20日(水) 午後1時00分〜午後5時30分

会 場

WEB講演会としてオンライン開催(Zoomを利用)

定 員

70名(定員になり次第締切ります)

受講料

会員・賛助会員6,000円(オンライン開催のため、本年度のみの特別受講料)
シニア会員(60才以上の正会員)4,000円,
学生会員 無料,会員外10,000円

申込方法

受講ご希望の方は、12月22日(火)までに、Eメール又はFAXで、東海支部までお申込み下さい。

送金方法

銀行振込(三菱UFJ銀行 今池支店(普)No.1135102(一社)日本ゴム協会 東海支部宛)で開催日までにご送金願います。
請求書をご入用の節は,あらかじめ申込書にご記入ください。なお,振込手数料は受講者側でご負担ください。

申込先

一般社団法人日本ゴム協会東海支部
〒466-0858名古屋市昭和区折戸町4丁目1番地
TEL. 052-880-7389 FAX. 052-761-0520
E-mail:srij-tokai@sf.commufa.jp

時 間

題 目

講 師

13:00
-
13:05

開会のあいさつ  日本ゴム協会 東海支部 支部長

13:05
-
13:50

「エチレンアイオノマーにおけるナノスケールの内部構造と延伸特性の相関解明」

エチレンアイオノマーについて、物理架橋点として作用するイオン凝集体のナノスケールの特性と材料の延伸特性の相関関係について研究した成果を紹介する。

岐阜大学 工学部 化学・生命工学科(JSTさきがけ)
准教授 三輪 洋平氏

13:55
-
14:50

「ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた新規ポリマー「SUSYM™(サシム)」」

SUSYMはゴムのしなやかさと樹脂の強靭さを両立する世界初の新規ポリマーです。
本セミナーではその開発経緯や合成法、材料としての特性などを併せて紹介する。

株式会社ブリヂストン 先端技術担当
フェロー 会田 昭二郎氏

15:05
-
15:45

「低燃費タイヤ用SBRの開発」

JSRでは、低燃費タイヤの性能向上に貢献するため、主鎖構造や末端構造を改良したSBRを開発している。
今回は、これまでに開発したSBRの設計コンセプト、及びその性能について紹介する。

JSR株式会社 機能高分子研究所 高分子材料開発室
主事 糸見 健氏

15:50
-
16:35

「アクリルゴムの特性と研究開発」

アクリルゴムは耐熱性および耐油性の優れるゴムとして、自動車用途で多く使用されている。
今回の発表では、アクリルゴムの一般的な特性と研究開発の一部について紹介する。

日本ゼオン株式会社 総合開発センター エラストマー研究所
主任研究員 坂東 文明氏

16:40
-
17:25

「ポリウレタンの複合化による耐熱性向上 −基礎から最新の研究内容まで−」

ポリウレタンは、機械物性や耐摩耗性などに優れるが、耐熱性に劣るという欠点があるため、その改良のための化学構造の追求に加えて、ナノフィラーとの複合物の検討内容を紹介する。

愛知工業大学 工学部 応用化学科
准教授 佐藤 暢也氏

17:25
-
17:30

閉会のあいさつ  日本ゴム協会 東海支部 副支部長

申し込み用紙[PDF]