テーマ「ゴム練りと成形加工の課題」
今回の技術講座では、製造現場でのゴム練りと成形加工を取巻く様々な問題やトラブル関する対策などについてご講演をいただく予定です。ゴム練りや成形加工技術に関心のある方やトラブルでお困りの皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 | 2018年11月21日(水) 10:20〜16:40 |
会 場 | (株)久留米リサーチ・パーク 研修室E |
定 員 | 80名 |
主 催 | (一社)日本ゴム協会九州支部 |
協 賛 | 九州ゴム工業会 |
参加費(資料代として) | 会員(協賛団体)5,000円、学生会員1,000円、会員外7,000円 |
【プログラム】 | 10:20-10:25
開会挨拶 九州支部長
10:30-11:40
「ゴム練りにおける熱的な課題」
久留米高専名誉教授 藤 道治氏
インターナルミキサーを用いてゴム練りを行う場合に多量の熱が発生するため、均一な組成の配合ゴムを得ることは難しい。いかにすればバラツキの少ない組成の配合ゴムを得られるかについて説明する。
12:40-13:50
「ゴム練りの現場を取巻く諸課題とゴム練り状態評価について」
鬼怒川ゴム工業(株)
技術開発担当フェロー 小藥 次郎 氏 ゴム加工の現場では、配合やゴム練りが原因となる問題や課題が多く見られる。30余年にわたってゴム練りの現場に携わった経験に基づきゴムの精練加工における課題と取組みに関して、出来る限り現場目線で解説したい。
14:00〜15:10
「押出設備から見たトラブル対策」
西澤技術研究所 西澤 仁 氏
押出加工での発生トラブルは、押出機の選択、押出プロセス(ホッパー、スクリューからダイまで)の設計と適正な加工条件に影響される。今回は、この点について説明する。
15:25〜16:35
「汎用ゴムのトラブル対策」
元・横浜ゴム(株) 石川 泰弘 氏
特殊ゴムと異なり、汎用ゴムの使用については、特定の物性を得るということより、一般物性(S-S曲線特性)粘弾性特性をコントロールして使用する。このことで最も基本的なことは引っ張り強度、破断伸びのような破断特性高く保つということが、必須である。そのためにはいかに低温加工するかということである。これらのことに関するトラブルについて論ずる。
16:35-16:40
閉会挨拶 実行委員長
|
申込締切 | 2018年11月9日(金) 定員に達した場合は、期限内に締め切る場合がございますので、お早めにお申し込みください。 |
申込方法 | 参加希望者は、FAX又はE-mailにてお申込み(氏名、所属、住所、TEL、会員・非会員又は協賛団体名を明記)ください。 |
申込先 | (一社)日本ゴム協会九州支部
第6回秋季ゴム・エラストマー技術講座 実行委員会
担当 久留米工業高等専門学校 笈木
FAX: 0942-35-9400 又は E-mail: "笈木 宏和"<oiki@kurume-nct.ac.jp> |