【開催案内・参加申込募集】 ゴムの力学ワークショップ 2017
ゴムの力学研究分科会

ゴム材料やゴム製品の適用分野は多岐に渡りますが、様々な非線形特性を示すゴム材料の力学挙動とそのメカニズムは未だに明らかにされているとはいえず、ゴム製品の数値シミュレーションにも課題が残されています。また、それら課題の解決に向け、様々なスケールや視点で得られる測定結果やシミュレーション結果を共有化し、深く議論できる場は決して多くありません。そのような状況を鑑みて、ゴム材料やゴム製品の力学に関わる様々なスケールや視点からの研究成果について、情報共有し深く議論する場として、表記ワークショップを開催します。ワークショップでは興味深い9件の一般講演と、松原仁先生(琉球大学工学部)による特別講演を予定していますので、奮ってご参加いただけますようお願いいたします。

なお、ワークショップ当日にオンサイトでの参加登録は受付けていませんので必ず事前にお申込ください。また、参加申込に当たっては、ワークショップと懇親会それぞれについて参加・不参加を明記いただけますようお願いします。

日時

11 月 10 日(金) 10:00 〜 17:00

会場

沖縄県青年会館 1F 会議室
(〒900-0033 沖縄県那覇市久米 2-15-23)
電話: 098-864-1780  HP: http://www.okiseikan.or.jp/

参加費(税込)

10,800 円(正会員)、21,600 円(非会員)、
5,400 円(学生会員、シニア会員)
所属会社が賛助会員の場合は2名まで会員扱い

懇親会

ネットワーク形成と総合討論の場です。
参加費:5,000 円(税込)

【発表タイトル&講演者一覧】

10:00 – 10:30
主要な非線形粘弾性モデルの性能評価と新しいモデルの開発,藤川正毅(琉球大)

10:30 – 11:00
高ひずみ域のゴムFEM解析の適用課題と多軸場における応力-ひずみ特性の速度依存性に関する研究,兵頭大介(NOK)

【特別講演】

11:10 – 12:00
岩内微生物による岩の生成と風化,そしてシミュレーション,松原 仁(琉球大)

12:00 – 13:00(昼休み)

13:00 – 13:30
早川ゴムのFEM解析の取り組み,田中崇雄(早川ゴム)

13:30 – 14:00
マテリアルズ・インフォマティクスによるフィラー充填ゴムのモルフォロジーに関する情報と知識の発見,小石正隆(横浜ゴム)

14:10 – 14:40
fe-safe/Rubberによるゴムの疲労寿命予測技術,石川覚志(IDAJ)

14:40 – 15:10
ナノ触診AFMによるゴムのナノ力学物性計測,梁暁斌(東工大)

15:20 – 15:50
F-bar援用の平滑化有限要素法を用いたゴム材料の高精度大変形解析,飯田稜也(東工大)

15:50 – 16:20
圧縮性高分子発泡材料の圧縮性評価と数値シミュレーション,小野寺隼人(筑波大)

16:20 – 16:50
タイヤ摩耗と摩耗進展の物理モデル,中島幸雄(工学院大)

参加申込先・問合せ先

一般社団法人日本ゴム協会
E-mail: kenkyuubukai@srij.or.jp

申込締切日

10 月 27 日(金)

実行委員

小石正隆(横浜ゴム)、藤川正毅(琉球大学)、中島幸雄(工学院大学)、石川覚志(IDAJ)