第39回サタデーセミナーのご案内(5/6)
関西支部

昭和54年(1979年)に発足しました“サタデーセミナー”は、毎回皆様方の熱心なご参加をいただき、今年度で第39回を数えることになりました。今回は、新しいゴム材料であるトチュウエラストマーとシクロペンテンゴム、ロタキサンやニトルオキシドを用いたゴムの機能化と強靭化、タイヤなどの耐久性ゴム材の破壊力学と高強度化、ゴム練りなどの成形加工性評価やその規格化状況、自動車用ゴム材料の選定・配合と熱劣化評価・予測、解体性接着技術の最近の状況などに関して、各分野の最前線でご活躍の講師の方々からご講演していただきます。これらの話題をじっくりと伺える良い機会と存じます。
また、講演終了後には講師を囲んでの懇談会を設けています。一層の情報交換と交流を深めていただきますよう期待しております。下記ご参照のうえ、奮って参加申し込みくださいますようご案内いたします。

詳細一覧
2017/10/072017/12/022018/02/032018/04/072018/06/022018/08/04
日 時

平成29年10月,12月 平成30年2月,4月,6月,8月 各第1土曜日 計6回
午後12時半〜4時半(講演) 4時半〜5時半(質疑及び懇談)

場 所

電子会館 4階会議室
大阪市北区西天満6−8−7(地図で別途ご案内)

参加費

75,600円(年間資料費;消費税を含む)
1社で毎回2名まで参加できます

2018/06/02
「ゴムの機能化と強靱化のための新技術
   ―ニトリルオキシドとロタキサン反応剤の活用―」
講師 東京工業大学
物質理工学院
教授 理博 高田 十志和 氏
講述要旨

本講演では、無触媒、無溶媒で不飽和結合と効率的に反応するニトリルオキシド反応剤を用いるゴム分子の修飾、ゴム材料表面の修飾、ゴムの架橋等におけるこの反応剤の簡便さと有用性について議論する。また、ロタキサン構造を持つビニル型架橋剤を用いて合成したロタキサン架橋ゴムは、一般の共有結合架橋ゴムに比べ伸びと強度の両方を高め、ゴムの強靱化に資することを示す。さらにゴム分子の直接架橋を可能にする2つのニトリルオキシド基を有するロタキサン架橋剤の開発についても述べる。

問合先

一般社団法人 日本ゴム協会 関西支部 事務局
〒577-0011 東大阪市荒本北1−5−55
TEL: 06-6744-2150,FAX:06-6744-2052
E - mail:srijwest@oak.ocn.ne.jp

申し込み用紙[PDF]