シンポジウム・各支部行事Events

第313回ゴム技術シンポジウム

配合設計の基礎と応用
 今回のシンポジウムは、301回開催に引き続き「配合設計」をキーワードとして5件の講演をお届けします。配合設計は、材料への理解、配合に関する基本的な考え方、トラブルなどを含む過去の事例、AI等を駆使したシミュレーションなど、さまざまな情報を組み合わせて行われます。今回のシンポジウムではゴムの配合設計に関するいろいろな情報の活用方法への理解を目的とし、経験と知識豊かな講師陣をお招きして企画しました。ハイブリッド開催につき、多数のご参加をお待ちしております。
分類 講演会
企画者 配合技術
日 時 2026年3月6日(金) 09:55~17:00
場 所 東部ビル5F(定員30名)とZoomウェビナーによるハイブリッド開催
主催 日本ゴム協会研究部会、配合技術研究分科会
協賛 日本化学会、高分子学会、自動車技術会、石油学会、繊維学会、日本材料学会、日本接着学会、
(予定) 日本機械学会、日本合成樹脂技術協会、日本レオロジー学会、日本複合材料学会、プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会、日本トライボロジー学会(順不同)
会場詳細 東部ビル5F(定員30名)とZoomウェビナーによるハイブリッド開催
※状況によりオンラインのみとなる可能性がございます。
受講料 日本ゴム協会会員・協賛団体会員:24,200円
日本ゴム協会学生会員:無料
※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属の会社が法人として会員(賛助会員)の場合は1口2名様まで会員扱いの受講料で受付けます。
シニア制度対象会員:12,100円(60歳以上の正会員)
会員外:33,000円
※受講料に消費税を含みます。
テキスト 電子媒体にて配付いたします(開催前に閲覧用PWをお知らせいたします)。テキスト配付に相当いたします閲覧用PW通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
送金方法 銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 普通№7100847 一般社団法人日本ゴム協会)。
振込み手数料は受講者側でご負担ください。一度ご入金された受講料は返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。
問合先 一般社団法人 日本ゴム協会 第301回ゴム技術シンポジウム係
〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL:03-3401-2957
FAX:03-3401-4143
E-mail: kenkyuubukai@srij.or.jp

9:55 - 10:00 開会のあいさつ
配合技術研究分科会主査 立畠 達夫
10:00 - 11:00
【座長】三新化学工業㈱ 立畠 達夫
「スプレー乾燥により調製した天然ゴムの構造と物性」
東京工業高等専門学校 山本 祥正 氏
スプレー乾燥により調製した天然ゴムおよび脱タンパク質化天然ゴムの熱劣化をNMRおよびFT-IRにより評価した結果を紹介します。
11:10 - 12:10
【座長】住友ゴム工業㈱ 八木原 創
「補強フィラーとしてイネ籾殻灰を配合したエラストマーの創製」
久留米工業高等専門学校 渡邊 勝宏 氏
農産廃棄物であるイネの籾殻には多くの良質なシリカが含まれており、灰化した籾殻灰は、ゴムの補強フィラーとしての応用が期待されます。イネ籾殻灰を配合したエラストマーに関する当研究室における研究事例を紹介いたします。
13:00 - 14:00
【座長】(一財)化学物質評価研究機構 松本 典大
「ゴムの繊維接着の基礎と最近の動向」
高田技術コンサルタント 髙田 忠彦 氏
ゴム補強繊維の接着技術開発の考え方、現在の実用化技術、課題および将来の動向について解説する。
14:10 - 15:10
「「最先端コンピューティング×AIによるマテリアルズ・インフォマティクスの活用事例」
富士通㈱ 溝渕 真名武 氏
富士通におけるマテリアルズ・インフォマティクスの取り組みを計算科学、データドリブン両面で例示し、その可能性や目指すべき方向性についてご紹介する。
15:20 - 16:20
【座長】㈱明治ゴム化成 榊原 正明
「ゴムのトラブルとその解析例」
(一財)化学物質評価研究機構 仲山 和海 氏
ゴムに生じる多様なトラブルを概説し、水分によるスコーチ、ブルーミング、フッ素ゴムの水中における劣化を取り上げて、解析例を交えながら解説する。
16:25 - 16:55 講師との質疑応答
16:55 - 17:00 閉会のあいさつ
配合技術研究分科会副主査 榊原 正明

※プログラムは一部変更になる可能性がございます。