

日本におけるゴム工業が確立した1920年代に、関東・関西でゴム技術の発展、技術者の養成の場として、1927年(昭和2年)12月関西に「日本護謨協会」が、翌1928年(昭和3年)4月関東に「東京護謨懇話会」(1930年(昭和5年)には「護謨協会」と改称)が設立されました。1932年(昭和7年)に、東西の協会が合体し、「日本護謨協会」が誕生いたしました。
1.会員の技術的・学術的能力向上
2.研究・科学技術の評価と情報発信
3.産業界の活性化・発展
4.政府、産業界への答申・提案
5.市民へのゴム・エラストマー・ソフトマテリアルの科学の啓蒙
1.日本ゴム協会誌の発行
ゴム・エラストマー・ソフトマテリアルに関する科学・技術にかかわる独創性溢れる研究論文と最新の話題や身近な問題について、関連するテーマごとに第一人者による最新かつ耳よりな情報をお届けします。
2.三大行事の開催
会員同士の研究発表、情報交換の場、最新の情報提供の場として、下記の行事を開催します。
・年次大会:毎年5月に開催。研究発表のほか、顕彰の受賞式を行います。
・夏期講座:毎年7月~8月に開催。業界ニーズに対応したテーマについて講演者によるセミナー形式の行事。
・エラストマー討論会:毎年12月開催。企業・研究機関・大学の研究者による研究発表を行います。
3.研究部会
特定テーマについて研究調査を行い、部会員の資質の向上を図るとともに、その成果を技術シンポジウムとして、当該分野にたずさわる皆様に情報を提供します。
4.標準化部門
ゴム工業分野における用語、試験法、原材料、各種製品の工業規格(JIS、ISO)の原案作成・答申等を行い、産業界の活性化・合理化を図ります。
5.顕彰
ゴム・エラストマー・ソフトマテリアルの研究・技術開発の奨励や研究業績の顕彰のため、各賞を設けて定期的に表彰しています。
日本ゴム協会賞、オーエンスレーガー賞、ゴム技術功績賞、優秀論文賞、ゴム技術進歩賞、科学技術奨励賞、CERI若手奨励賞、ブリヂストンソフトマテリアルフロンティア賞
6.支部活動
関東、東海、関西、九州の4支部に分かれて、見学会、講習会、講演会を定期的に開催しています。
7.国際活動
(1)国際ゴム技術会議(IRC)の日本での開催時における運営、ならびに代表派遣・協力の実施。
(2)アジア諸国間の技術会議および論文誌に関する協議の開催。
(3)下記の団体とMOUを締結、相互交流の実施(ロゴはエリア別にアルファベット順に表示) 。
・アジア
・北アメリカ
・ヨーロッパ