協会組織Organization

会長

会長顔写真

櫻井 伸一(京都工芸繊維大学)

1989年04月~ 京都工芸繊維大学 助手

1998年02月~ 京都工芸繊維大学 助教授

2007年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授

2010年04月~ 京都工芸繊維大学 教授

2017年04月~2018年03月 京都大学 客員教授 (京都大学化学研究所)

2021年01月~ インド工科大学 グワハティ校 Adjunct Professor

2024年01月~ 中国 嘉興大学 招聘教授 

2025年05月~ 一般社団法人日本ゴム協会 会長

現在に至る

会長メッセージ

2025年5月19日

2025年5月19日に一般社団法人日本ゴム協会の第14回定時社員総会が開催されました。総会にて選任された20名の理事の皆様からの指名を受けて、このたび日本ゴム協会会長に就任いたしました。今年で創設から97年目となる長い歴史と伝統を持った本協会の運営を任されることにつきまして、その責任の重さを強く感じております。副会長の大月正珠氏、河原成元氏、鳥澤浩司氏、渡邉順司氏をはじめとする本部役員の皆様や、各支部長の川添真幸氏(関東)、小林憲治氏(東海)、北川紀樹氏(関西)、村上裕人氏(九州)をはじめとする支部役員の皆様、さらに研究部会や各委員会の委員の皆様のご協力を仰ぎながら、会員の皆様のお役に立てるよう精一杯努めて参ります。
ゴム関連産業をとりまく状況は、ますます予断を許さない厳しいものとなっていますが、さまざまな課題解決に向けて、本協会はゴム・エラストマー・ソフトマテリアルに関する科学・技術のあらゆる側面から会員の皆様をサポートする体制を整えています。毎年、年次大会、夏期講座、エラストマー討論会を三大行事として主催しています。また、共同調査研究、情報交流、勉強会の場として14の分科会が活動していますので、お困りの課題解決にきっと最適な分科会が見つかると思います。さらに、皆様がお住まいの地域に支部が設置されていますので、各支部の活動にもご参加いただけます。本部主催行事に加えて、各支部の特色ある行事も積極的に行われていますので、ご興味のある方は、ホームページをご覧いただき、積極的に利活用ください。網野直也前会長が尽力されてきました取り組みを継承し、アカデミアだけでなく、現場の会員の皆さんのニーズにお応えできるように、基礎から応用に至るまで、ゴム産業に関わる課題を広くカバーできる取り組みを会員の皆様と協働で展開いたします。今、何が求められているのか、皆様のお声を是非お寄せください。そのことによって、会員数の増加に繋がるように、さらには、網野直也前会長が尽力されてきました取り組みである、三大行事全体の参加者数1000人を目指すという目標を継続いたします。今年の年次大会までの直近1年間の参加者総数はほぼこの数字が達成されていますので、このトレンドを止めることなく、魅力ある協会運営に尽力いたします。
来年には10年に1回日本で開催される国際ゴム技術会議(IRC)が愛知県で開催されます。これを成功に導くためにも、本協会も積極的にサポートいたします。また、2028年には100周年を迎えますが、各種祝賀行事を準備するための委員会を設置いたします。これらの取り組みには、国際協調・交流も非常に重要で、高田十志和元会長の時代に締結した連携交流MOUを結んだ国々(タイ、中国、ドイツ、韓国、アメリカで韓国以外2期目延長完了)との交流の見える化を中嶋健新国際委員長とともに積極的に推進いたします。次世代を担う若手の会員の皆様、学術界+産業界の方々の両方を積極的に登用したいと考えており、渡航費や現地滞在費などの必要経費をサポートさせていただく所存です。「必要なお金は使おう」をスローガンに、「やれることは何でもやる」というスタンスで、さまざまな取り組みに対しての費用負担は厭いません。例えばMOUを締結した各国の研究発表会に代表団を派遣する。若手人材発掘(学術界+産業界)のための協働行事の企画、五十野善信元会長の主導で始められた英文学術誌e-journal(2005年7月刊行、正式名称はe-Journal of Soft Materials)の復活ののろしをあげるなどです。そのためe-Journalの編集委員長として岡本正巳理事にご就任いただき、刷新された編集委員の方々にご尽力をお願いして、復活のプランを考え始めています。ゴムのサステナビリティーや環境問題、MOUを結んだ国々からのエッセー掲載、もちろん原著論文も募集いたします。
これらの取り組みを有効に機能させるためには、事務局、各支部、正会員、賛助会員の皆様のご協力が必須です。今後とも本協会に対しまして、ご指導、ご協力の程何卒お願い申し上げます。それとともに、皆様には、是非とも本協会を有効に利活用していただきたいと思います。2年間、どうぞよろしくお願いいたします。

日本ゴム協会誌98巻7号より

協会組織

組織名簿

会長

櫻井 伸一
京都工芸繊維大学

副会長

大月 正珠
株式会社ブリヂストン

河原 成元
長岡技術科学大学

鳥澤 浩司
東海興業株式会社

渡邉 順司
甲南大学

理事

加藤 進一
株式会社加藤事務所

川添 真幸
横浜ゴム株式会社

菊池 裕
興国インテック株式会社

中嶋 健
東京科学大学

百武健一郎
一般財団法人化学物質評価研究機構

山岸 英哲
日本ゼオン株式会社

山﨑 聡
三井化学株式会社

小林 憲治
豊田合成株式会社

近藤 新一
西武ポリマ化成株式会社

山本 勝宏
名古屋工業大学

菊地 尚彦
住友ゴム工業株式会社

北川 紀樹
株式会社大阪ソーダ

原野 健一
元 株式会社アシックス

松本 恭一
中西金属工業株式会社

村上 裕人
長崎大学

監事

小藥 次郎
鬼怒川ゴム工業株式会社

長谷 朝博
産業技術総合研究所

渡邊 勝宏
久留米工業高等専門学校

組織図

組織図
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