第22回若手からベテランのためのセミナーご案内
関東支部

『ゴムの未来: 新旧融合のアドバンス』

今回のセミナーは、『ゴムの未来: 新旧融合のアドバンス』と題し、温故知新のコンセプトに基づき、最新技術と伝統を融合させた話題をテーマに5名の講師をお招きし、最先端の技術および材料情報を深くわかりやすく提供します。若手からベテランまで、第一線でご活躍のみなさまの技術習得に大いにお役立てください。

日 時

2024年8月30日(金)9:55〜16:30

会 場

Zoomウェビナーによるオンライン開催

受講料

会員11,000円、学生会員 無料、会員外 16,500円(消費税を含みます)
※賛助会員は1口につき、2名まで会員扱いといたします。

講 演
9:55-10:00
開会のあいさつ
関東支部副支部長 山口 健
【AM:混練り技術】
10:00-11:30
「ゴム混練りの基礎から最新の技術動向と課題」
(一財)化学物質評価研究機構 隠塚 裕之 氏
ゴム練りの技術は、1820年代から始まり、1916年にバンバリーミキサーが開発され急激な 進歩を遂げた。現在も機械の進歩は継続しているが、SDGsやサスティナブルなどと、直面し ている課題も多い。ゴム練りの基礎から新しい技術等について、また、今後の展開について 話す。
11:40-12:40
「超臨界CO2を用いたゴム混錬プロセス」
(株)神戸製鋼所 東 孝祐 氏
独自AI技術を搭載した材料探索ツールChemicals Informaticsを活用した強度と分解性を両立するバイオ由来樹脂用添加剤の探索と、分子シミュレーション・実験による効果の実証結果を紹介する。
【PM:化学反応可視化技術】
13:40-14:40
「X線吸収分光イメージングによる材料の可視化」
名古屋大学 唯 美津木 氏
密閉式混練機内を超臨界CO2場とした時の混練特性およびゴム物性について紹介すると共 に、流動解析技術およびスケールアップ検討といった直近の開発状況について紹介する。
14:50-15:50
「材料の構造特性相関の解明に向けたデータサイエンスの情報と知識の可視化」
北陸先端科学技術大学院大学 DAM, Hieu Chi 氏
固体材料内の構造や元素種の量や状態を三次元的に可視化できるX線吸収分光イメージン グ計測の概略を紹介し、電池やゴム材料等の材料系に展開した最近の研究例について紹介する
16:00-16:30
「ゴムーブラス接着の劣化機構解析」
横浜ゴム(株)網野 直也 氏
ゴムとブラスとの接着が湿熱条件において劣化する過程をSPring-8で測定した3D-XAFS法 によって調べた。得られた結果を機械学習によって解析し、その場で生じている接着劣化反応を明らかにした。
16:30-16:35
閉会のあいさつ
関東支部幹事 長谷川研二
申込要領

こちらよりお申込みください。
※受講票の発行はいたしませんが、折り返し受講受付の連絡をいたします。
なお、なお、テキストは、開催前に弊会ホームページに掲載し、閲覧用PWをE-mailでお知らせいたします。また、受講用URLなどは、開催前にE-mailでお知らせいたします。
テキスト配付 に相当いたします閲覧用PW、ならびに受講用URL通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめ ご了承ください。

送金先

三井住友銀行 日比谷支店 (普)No3231980
口座名:一般社団法人日本ゴム協会関東支部

問合先

一般社団法人日本ゴム協会関東支部 若手セミナー係
E-mail:メールアドレス
TEL: 03-3401-2957