第288回ゴム技術シンポジウム
接着研究分科会

次世代接着技術へのアプローチ

Society5.0の実現に向けたとりくみのなかでも接着は重要な基盤技術の一つとして位置づけられており、実用化を目指した様々な研究が進められています。今回は次世代接着技術へのアプローチをテーマに基礎から応用に至る最新研究の紹介を致します。多数のご参加をお待ちしております。

主 催: 一般社団法人日本ゴム協会 研究部会・接着研究分科会
協 賛: 日本化学会、高分子学会、自動車技術会、石油学会、繊維学会、日本機械学会、日本合成樹脂技術協会、日本材料学会、日本接着学会、日本複合材料学会、日本分析化学会、日本レオロジー学会、プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会,日本トライボロジー学会(順不同・予定)
日時

2023年12月22日(金)午前10時00分〜午後16時30分

会場

東部ビル5階とオンライン(ZOOM)併用によるハイブリッド開催

※今後の新型コロナウイルス感染状況により、オンライン開催に変更となる可能性があります。

受講料

日本ゴム協会会員・協賛団体会員24,200円
日本ゴム協会学生会員5,500円
シニア制度対象会員12,100円(60歳以上の正会員)
会員外33,000円

※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属が法人としてゴム協会員(賛助会員)の場合は1口2名様まで会員扱いの受講料で受付けます。

※受講料に消費税を含みます。

定員

会場(東部ビル):35名
※定員に達し次第、オンライン参加をご案内させていただく可能性がございます。

申込要領

こちらからお申し込みください。

オンライン参加者には12月15日(金)以降に当日のご参加用URLを事務局よりお知らせいたします。

送金方法

開催前日までに、銀行振込にてご納入ください(三井住友銀行 日比谷支店 普通7100847 一般社団法人日本ゴム協会)。誠に恐れ入りますが、振込み手数料は貴方でご負担ください。また、一度ご入金された受講料は返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。

問合先

一般社団法人日本ゴム協会 第288回ゴム技術シンポジウム係
(〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL:03-3401-2957 / E-mail:kenkyuubukai@srij.or.jp)

時 間 演 題講 師
10:00
-
10:05
開会のあいさつ
接着研究分科会主査代行 東波 正浩
  【座長】ヘイシンテクノベルク株式会社 東波 正浩
10:05
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11:05
「原子分解能観察によるソフト/ハード界面の接着・破壊機構の解明」(仮題)
東北大学 多元物質科学研究所 教授 陣内 浩司 氏
11:10
-
12:10
「ハンセン溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の機能性材料開発への応用」
関西大学副学長 環境都市工学部 教授 山本 秀樹 氏
凝集エネルギー密度(CED)である、ハンセン溶解度パラメータは、物質間(高分子―高分子間、高分子―溶媒間など)の相溶性・親和性評価に用いられおり、機能性材料設計に有用である。講演では、ハンセン溶解度パラメータの測定方法、相溶性評価に適用した事例を紹介します。具体的には、溶解度パラメータ用いた機能性材料開発(微粒子分散性・複合材料物性評価など)について概説します。
  【座長】株式会社東洋化学研究所 森田 聡
13:10
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14:10
「MI駆動による接着剤の開発・性能評価」(仮題)
物質・材料研究機構(NIMS) 統合型材料開発・情報基盤部門
データ駆動高分子設計グループGL 内藤 昌信 氏
人工知能(AI)がレシピをつくり、IoT化したスマートラボが自律的に材料探索を行い、材料イノベーション・エコシステムを創出していく。そんなSFのような時代がすぐそこまで来ている。本発表では、MI、スマートラボ、ビックデータから生まれる高分子材料の可能性について我々の最近の取り組みを交えながら紹介する。
14:15
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15:15
「VOCフリー Post-Vulcanization (PV)ボンディング用接着剤」
ナガセケムテックス株式会社 若松 洋輔 氏
VOCに関する規制が厳しくなっていることを受け、VOCを含まない加硫後ゴム用(PVボンディング用)フィルム接着剤を開発した。フィルム接着剤についてメリットや接着発現メカニズムを交えながら紹介する。
  【座長】ラバーボンドケミカル株式会社 江口 力人
15:20
-
16:20
「接着界面における分子描像の理解と社会実装への展開」
九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門  主幹教授 田中 敬二 氏
JST 未来社会創造事業 大規模プロジェクト型研究開発「界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築を遂行している。同プロジェクトでは、高分子科学、先端計測を専門とするアカデミアと連携企業の連合体が接着現象に関連する界面の学理からものづくりまで一貫して研究開発を行っている。本講演では、CREAにおける産学連携の仕組みとこれまでの成果について紹介する。
16:25
-
16:30

閉会のあいさつ

接着研究分科会副主査   江口 力人

※プログラムは一部変更になる場合がございます。

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