第285回ゴム技術シンポジウム
水素機器用エラストマー材料研究分科会

水素機器用エラストマー材料の高度化に向けた取り組み

燃料電池自動車の市場投入・商用水素ステーションの開設から10 年の節目を迎える.今後、乗用車のみならずバス・トラック等の商用車、海外では大型トラックなど燃料電池自動車のさらなる適用範囲の拡大、鉄道車両、船舶等のHeavy Duty用途への対応を前提とした水素インフラ、水素サプライチェーンの開発・整備が進められている。これらの次世代水素エネルギーシステムを支える高信頼性ゴム・エラストマー材料の開発が急務である。本シンポジウムでは今後の水素エネルギーシステムの方向性や次世代燃料電池自動車の開発動向を踏まえ、高圧水素機器用Oリング、高圧水素バルブの開発状況をご紹介いただくとともに、燃料電池自動車パワートレイン、高圧水素ホース、水素ステーション用機器の構成材料として使用されるゴム・エラストマー材料の研究開発動向などを紹介し、各種水素シール材料・バリア材料の要求特性などについて議論する。

主 催: 一般社団法人日本ゴム協会研究部会 水素機器用エラストマー材料研究分科会
協 賛: 日本化学会、高分子学会、自動車技術会、石油学会、繊維学会、日本材料学会、日本接着学会、日本機械学会、日本合成樹脂技術協会、日本レオロジー学会、日本複合材料学会、プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会、日本トライボロジー学会(予定、順不同)
日時

2023年9月8日(金)10:30〜16:55

会場

東部ビル 5階会議室

Web会議システム(Zoom)を利用したWebセミナー(ウェビナー)を同時に開催いたします。

受講料

日本ゴム協会会員・協賛団体会員 24,200円
日本ゴム協会学生会員 5,500円

シニア制度対象会員 12,100円(60歳以上の正会員)
会員外 33,000円

※受講者が日本ゴム協会の正会員でない場合でも、ご所属が法人としてゴム協会員(賛助会員)の場合は1口2名様まで会員扱いの受講料で受付けます。

※受講料は会場/Webセミナー共通です。

※受講料には消費税・テキスト代を含みます。

定員

会場(東部ビル):35名
Webセミナー:100名(定員に達し次第締め切ります)

申込要領

こちらからお申し込みください。

お申込み時に会場/Webセミナーのどちらへご参加希望かお選びください。

<会場の方>受講票を発行・送付いたします。当日会場へお持ちください。

<Webセミナーの方>9月1日(金)以降に参加用のURLをお送りいたします。

テキスト

開催前に弊会ホームページに掲載し、閲覧用PWをお知らせいたします。テキスト配付に相当いたします閲覧用PW通知後のキャンセルはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

送金方法

開催前日までに銀行振込にてご納入下さい(三井住友銀行 日比谷支店 普通7100847 一般社団法人日本ゴム協会)。振込み手数料は受講者側でご負担ください。一度ご入金された受講料は返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。

お問い合せ

一般社団法人日本ゴム協会 第285回ゴム技術シンポジウム係
(〒107‐0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1階
TEL:03-3401-2957 / E-mail:kenkyuubukai@srij.or.jp)

時 間 演 題講 師
10:30
-
12:00
「水素機器用エラストマー材料の高度化」
九州大学 西村 伸 氏
13:00
-
13:50
「高圧水素用Oリング開発における基礎評価」
NOK株式会社 佐藤 陽平 氏
NEDO事業で得られた成果として、高圧水素用Oリング開発におけるNOKでの基礎評価状況、NOKで扱っている水素関連製品や水素技術をご紹介する。
13:55
-
14:45
「高圧水素用バルブ機器のシール技術」
株式会社フジキン 松岡 真司 氏
商用水素ステーションの例をもとに、高圧水素環境で使用されるバルブ機器に求められる性能とこれを満足するためのシール技術を紹介する。
15:00
-
15:50
「高圧水素環境下における高分子材料特性評価」
一般財団法人化学物質評価研究機構 藤原 広匡 氏
既存の水素エネルギーシステムでは、高分子材料の多くは1MPa以上の高圧ガス条件で使用され、同条件下での特性の実測値が要求される。今回、高分子材料の高圧水素環境下での評価装置・測定手法開発と、測定結果を紹介する。
15:55
-
16:55
「水素適合性高分子材料開発へ向けた機械学習の応用に関する取り組み」
九州大学 小野 皓章 氏
水素適合性高分子材料に必要とされる各種特性を予測する機械学習モデルや、データベースの活用例について報告する。

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