関西支部
2015 年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の2030 年達成に向けて、経済・社会・環境に跨る様々な活動が行われています。特に、環境保全に関連する取り組みとして、エコマテリアルの開発やその活用が盛んになってきていることから、次世代のバイオマス素材として注目されているセルロースナノファイバー(CNF)にスポットを当て、CNFの利活用技術についてご講演いただきます。
一方、架橋メカニズム等の構造解析や、材料の劣化現象の解析等の材料診断技術は、ゴムをはじめとした高分子材料を使いこなしていく上で不可欠な基盤技術です。本講習会では、これらの分野の先進的な研究開発に取り組まれている中国地域の大学・研究機関から、最近のトピックスや技術開発事例について紹介いただきます。
本技術講習会は、関西支部が例年10 月上旬に開催している秋期ゴム技術講習会がCOVID-19により開催を見送ったことから、その代替行事として企画いたしました。年度末の時期ですが、奮ってご参加いただきたくご案内申し上げます。
日時 | 2021年3月3日(水)13:00〜16:30 |
会場 | オンライン開催(Zoomを予定) |
定員 | 150名 |
受講料 | 会員5,500円 シニア会員 3,300円 学生会員 2,200円 会員外 11,000円(いずれも消費税込) 賛助会員は5名まで会員扱い。 納入いただきました受講料は返金いたしかねます。 |
申込方法 | 2021年2月19日までに下記宛お申し込み下さい。 ミーティングIDをお送り致します。 |
送金方法 | 銀行振込(振込手数料はご負担下さい) 三井住友銀行 鶴橋支店(普)0987208(一社)日本ゴム協会関西支部 請求書が必要な方はお知らせ下さい。 |
申込先 | 〒577–0011 東大阪市荒本北1–5–55 CERI大阪事業所 内(一社)日本ゴム協会関西支部 TEL:06–6744–2150 FAX:06–6744–2052 E-mail:srijwest@oak.ocn.ne.jp |
技術講習会プログラム
2021年3月3日(水)
・講演1 13:00〜13:45
「ナノセルロースの実用化・製品化に向けた基盤技術開発 〜作る・知る・使う〜」(仮題)
(産業技術総合研究所中国センター リモート見学会予定)
産総研 機能化学研究部門 セルロース材料グループ長 遠藤貴士 氏
・講演2 13:45〜14:10
「セルロースナノファイバーの繊維形状が天然ゴムの補強性に与える影響」(仮題)
産総研 イノベーション推進本部 連携企画部企画室 企画主幹 熊谷明夫 氏
・講演3 14:10〜14:35
「セルロースナノファイバーのゴムへの応用」(仮題)
岡山県工業技術センター 素材開発部 高分子材料科 研究員 幕田悟史 氏
・講演4 14:35〜15:00
「難燃性リグノセルロースナノファイバーによる高分子材料の高機能化」(仮題)
岡山理科大学 理学部 化学科 准教授 大坂 昇 氏
【休憩】15:00〜15:15
・講演5 15:15〜15:40
「材料診断プラットフォームの取り組みと技術開発事例」(仮題)
産総研 機能化学研究部門 有機材料診断グループ長 青柳 将 氏
・講演6 15:40〜16:05
「低分子モデル反応によるゴム架橋メカニズムの解明」(仮題)
産総研 機能化学研究部門 有機材料診断グループ 研究員 伊藤祥太郎 氏
・講演7 16:05〜16:30
「パルス法NMRによる材料診断」(仮題)
岡山県工業技術センター 素材開発部 高分子材料科長 岩蕗 仁 氏
*プログラムが一部変更になる可能性があります。
申し込み用紙[PDF]