東海支部では、“ゴム技術の基礎から応用”ということで合成ゴムに関する基礎知識とエラストマーやゴムの物性を考えるうえで重要な分子構造との関係を理解するための講演を企画し、会員皆様の自己研鑽に役立てていただきたいと考えております。
また、今回はヤマハ株式会社様の協力を得ましてショールームを見学させていただきます。ヤマハ様の挑戦の軌跡に触れ、感性を磨き新しい発想に結び付けてください。
日 時 | 2019年10月18日(金) 12:30〜16:30 | ||||
場 所 | (公財)浜松市文化振興財団 アクトシティ浜松
楽器博物館・研修交流センター 51会議室 静岡県浜松市中区中央3-9-1 (JR東海道線 浜松駅下車 徒歩10分) | ||||
【講演会プログラム】 | 連絡事項 12:30〜12:35
紹介講演@ 12:35〜13:05
「押出加工性改良アクリルゴムのご紹介」
弊社は、耐熱性を高めた特殊架橋系アクリルゴム(ACM)を製造・販売し、自動車 ホースなどいろいろな用途で広くご使用頂いている。
今回我々は、独自のポリマー設計技術を用いて加工性(押出吐出速度)をより向上させ、成形メーカー様の生産性に貢献できる新規ACMを開発したので紹介する。 日本ゼオン株式会社 エラストマー研究所 立石 洋平氏
紹介講演A 13:05〜13:35
「Zetpol®特殊架橋タイプのご紹介」
水素化NBR(HNBR)は良好な耐熱性・耐油性、高度な機械的強度を特徴とする。今回の講演では弊社HNBRのZetpol®について、従来品よりもシール性能等を大幅に改善したZetpol®特殊架橋タイプの特徴、用途、グレード紹介する。
日本ゼオン株式会社 エラストマー研究所 關本 崇文氏
学術講演 13:40〜14:40
「環状高分子およびその同族体の合成、キャラクタリゼーションと物性」
環状高分子は、末端を持たないことから、線状、および分岐高分子とは物性が異なることが予想され、非常に興味深いモデル高分子である。また、環状構造と線状構造を組み合わせた分子や、トポロジー(位相幾何学)の異なる異性体分子も存在する。これらの合成、キャラクタリゼーション、ならびに粘弾性などについて概説する。
名古屋大学大学院工学研究科 准教授 高野 敦志 氏
※見学会 15:20〜16:30(学術講演終了後、希望者のみ見学会会場に移動いたします。)
ヤマハ株式会社イノベーションロードの見学 | ||||
募集人数 | 講演会/見学会:先着60名 (定員になり次第終了いたします) | ||||
受講料 |
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※懇親会 | 講演会終了後、講師を囲んでの懇親会を開催いたします。人脈形成、情報交換のため奮ってご参加ください。 会場 :浜松駅周辺を予定 | ||||
申込方法 | 受講ご希望の方は、10月11日(金)までにEメール又はFAXで | ||||
振込方法 | 受講料は下記の口座にお振り込みください。
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申込先 | 一般社団法人 日本ゴム協会 東海支部 |