2014年度秋期ゴム技術講習会のご案内「知りたい聞きたいゴム技術」
関西支部

本講習会ではゴム練り、劣化、摩耗、添加剤、分析評価など研究・開発にお役に立つ現場の生の声、ノウハウやトラブル解析事例を基礎メカニズムと共に提供させて頂きます。
研究開発・生産技術・製造などでご活躍の技術者の方々はもちろん、業界の技術情報を知っておきたい営業の方々にも、是非本講習会にご参加され、基礎技術から実用化情報まで多岐にご活用頂きたいと思います。多数の方々のご参加をお待ちしています。

日 時

2014年10月9日(木)・10日(金)
午前10時〜午後4時

会 場

(株)島津製作所関西支社 マルチホール
(大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル14階)
(JR大阪駅、阪急梅田駅より歩いてすぐ TEL. 06-6373-6522)

定 員

60名(参加ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。定員になり次第締め切ります)

受講料

会員32,400円,会員外43,200円,
シニア会員16,200円(含消費税)
一度ご納入いただきました受講料は返金致しかねますのでご了承下さい。
賛助会員は2名まで会員扱い。

申込方法

受講ご希望の方は9月30日(火)迄にE-mail又はFAXで関西支部までお申し込み下さい。
入金確認後「受講証」をお送りします。

送金方法

銀行払込(三井住友銀行鶴橋支店(普)No.0987208)(一社)日本ゴム協会関西支部
請求書ご入用の節は、予め申込書にご記入下さい。手数料は受講者側でご負担下さい。

申込先

〒東大阪市荒本北1-5-55 CERI内(一社)日本ゴム協会関西支部
TEL.06-6744-2150 FAX.06-6744-2052
E-mail:srijwest@oak.ocn.ne.jp

 

日 時

演 題

講 師

10月 9日(木)

10:00

11:10

「CAE解析の精度向上のためのエラスストマーの二軸伸長測定の重要性」

滋賀県立大学
  山下 義裕氏

(講演概要)
エラストマー等のソフトマターのデザイン設計にCAE解析は不可欠なツールである。エラストマーは超弾性体であり、CAE解析の為には二軸伸長試験は不可欠である。解析に必要なパラメータは実験で求めているが、この際の問題点について解説する。

11:20

12:30

「末端機能化スチレン・ブタジエンゴムの技術動向」

JSR(株)
  曽根 卓男氏

(講演概要)
本講演では、低燃費タイヤ用に使われる末端機能化スチレン・ブタジエンゴムの技術動向について解説する。

12:30

13:30

昼食休憩

13:30

14:40

「CAE技術によるゴム材料の解析方法」

サイバネットシステム(株)
  宮堂 泰寛氏

(講演概要)
CAEソフトウエアANSYSを利用したゴム材料の解析方法および注意点を圧縮解析と防振解析を例に解説する。

14:50

16:00

「ゴムの劣化と事故防止」

(一財)化学物質評価研究機構
  大武 義人氏

(講演概要)
ゴムはその昔から劣化し易く、多種多様の劣化トラブルを抱えた材料であった。発足当時のゴム協会誌にも劣化の論文が投稿されている。ゴム技術者・研究者にとって劣化は避けらない宿命といえる。乞う、ご期待

10月10日(金)

10:00

11:10

「有機系ゴム薬品の変遷と配合の移り変わり」

大内新興化学工業(株)
  有我  望氏

(講演概要)
有機系ゴム悪品の変遷とゴムの配合技術がどの様に変化してきたのか、今後の動向も含めて紹介する。

11:20

12:30

「ゴムと加硫系」

川口化学工業(株)
  大貫  毅氏

(講演概要)
ジエン系ゴムの加硫系から特殊ゴムの加硫系まで、課題に応じた加硫系の設計について具体例をもって紹介する。

12:30

13:30

昼食休憩

13:30

14:40

「ナノ触診AFMで立ち向かうゴムの物理」

東北大学大学院
  中嶋  健氏

(講演概要)
弾性率などの物性マッピングができるナノ触診AFMを用いて、ゴムの網目不均一や劣化挙動、フィラー補強メカニズムを調べた事例について紹介する。

14:50

16:00

「シランカップリング剤の基礎と応用」

モメンティブ・パフォーマンス
マテリアルズ日本合同会社
  中北 一誠氏

(講演概要)
一つの分子中に無機と有機と反応する官能基を併せ持つシランカップリング剤の基礎と応用について、またこれらの新商品の紹介をする。